自分が使う道具を大切にしろというのは、
よく当たり前に言われている事ですよね。
実はこれ、当たり前すぎて、
教える方も説明が雑になりやすく、
あまり深く考えずに、
「大事にしなさい!」
「バチが当たるぞ!」
スポーツだと、
「上手くならないぞ!」
などと、言ってしまいがちです。
これには、たくさんの行動を変える意味が
あります。よって、未来を変える意味が
あるのに、雑にしてしまうのは、
あまりに勿体無いと思います。
では、なぜ道具を大事にするのか?
それは、
目的を達成するために必要な物だからです。
それがないと、目的が果たせないわけです。
言い換えると、
「目的を果たす事」が大事で、
そのために必要な物だから
大事にするという順番です。
なぜ大事にするのかという目的が見えて
いる事が重要なのです。
なので、ボロボロになっても大事に使うという
考えも、目的の達成を妨げるものであっては
ならないですし、
性能の悪い道具を使い続けるのも、
目的を達成する助けにならないものだと
思います。
目的の達成に貪欲な人ほど、
道具にもこだわりがあったりするものです。
それは、道具を大事にするという行為や
こだわりに、
「研ぎ澄ます」という効果があるからです。
自分の道具を大切にすることは、
自分の目的について、
考えたり、イメージしたりする時間
が増えるわけです。
その結果、より目的を達成する
スピードや確率が上がるという事に
繋がります。
「道具を大切にする意味は、目的を達成するため」
目的があれば、必要なものは大事にしますよね。
そして、道具やモノだけでなく、人や環境も
大事にする意味があると理解しやすいのでは
ないでしょうか。