最近に限ったことではないのかもしれませんが、
テレビってやたら不安を煽られますよね。
良い悪いという話ではなく、
映画と一緒で、よりセンセーショナルで
よりショッキングな方が見てもらえるわけですから、
嘘ではない範囲で、最大限にショッキングに
伝えた方が良いという理屈です。
まあ、たまには嘘もあるようですが・・。
不安というと、一般的にはあまり良いイメージ
ではないですよね。
安心が無いということですから。
普段の生活に馴染みのあるサービスを
思い出して見てください。
例えば、
銀行にお金を預けるのは、
現金を家に置くのが不安だから。
貯金するのも、
将来が不安だから。
保険に入るのは、
事故や怪我、病気が不安だから。
靴を履いたり、
手袋をしたりするのも同じように、
みんな安心や安全を求めていて、
それを提供するサービスが山のようにありますよね。
ということは、
基本的に、みんな不安なんですね。
だから大丈夫です。
みんなそうなんだから。
大丈夫。大丈夫。
そこで、
どんなサービスや仕事にも言えることですが、
不安を解消すると成長するんです。
銀行も、保険会社も、住宅も、食品も、
化粧品も、車も・・・
いろんな不安を解消する会社が成長します。
これは、個人でも同じことです。
不安があるから行動できる。
安心安全にどっぷり浸かった状態で、
動き出せますか?
不安を煽って、それを解消すれば、
商売が成長するように、
不安から脱出しようとする行動が、
成長につながると言えます。
だから、不安が無いのは、
成長がないんです。
人間を成長させるのは、
苦難、困難、不安、不満です。
ほとんどの行動の原動力はこれらなんです。
「不安で不安で仕方ない」
そんな時は、
「めっちゃ成長しそうでヤバい」
と捉えて、それを解消するために
行動しましょう!
ジェイムスメンタルオフィス
鈴木哲平