誰かに注意するときって、
基本的に言いにくい事が多いと
思います。
そんな時、
どうやって伝えれば良いか。
どうすれば、相手が聞いてくれるか
を考えたいと思います。
まず、スタンスとして、
「相手は、必ず自分は正しいと思っている」
または、「そうでありたい」と
思っている。
ということを認識します。
まずは、相手の気持ちを考えること、
それが、
「敬意」「尊重」
となり、相手の姿勢が変わります。
やはり、伝える側の姿勢が
重要なのです。
自分が注意される側を想像すると
「高圧的」「一方的」「感情的」
な話は、嫌ですよね。
それでは、その方法ですが、
3つのステップで行います。
1、感情ではなく、現状の事実を話す。
いつ、どこで、何が起きたのか。
「昨日、打ち合わせで5分遅刻したよね。」
2、事実に対しての、自分の感じた気持ちを伝え、
相手の言い分、思いを聞く。
「僕はみんなに悪いなと思ったし、少しイライラもしちゃって。」
「でも、何かあったの?」
「心配にもなってさ。」
3、相手の思いを聞いてから、お願いする。
「そうか。わかったよ。」
「次からは、お互い時間は守ろうよ。」
といった具合に、
「高圧的」「一方的」「感情的」
ではなく、
話し合いをするといった
感じでしょうか。
注意を受けるというのは、
貴重な経験を積めるという意識を
持つことは重要な事です。
注意は宝になることもあります。
でも、正直、
面倒に感じている事が多いのが
実際ですよね。
注意を聞いてもらえるか、
もらえないかは、
伝える人次第なんです。