先日、常磐道で発生した
「あおり運転」問題。
映像が何度もテレビで流れ、
衝撃を受けた方も多く
いらっしゃると思います。
あの暴力行為については、
許されるものでは無いのは
当然ですが、
映像を見てもわかるように、
頭に血が上っている状態で、
周りの危険や、迷惑、
その後の展開を全く
考えることができない状態
になっています。
いわゆる
「思考停止」状態
です。
どのような時に、
「思考停止」になるかというと、
それは、
「感情のコントロールができない」
時です。
怒りの感情が
思考を止めるのです。
怒りの感情とは、
そもそも生命維持に重要な
感情です。
その場で、
「戦うのか」
「逃げるのか」
を本能的に決定します。
その際には、
余計な思考を停止させて、
命を守ることに集中するように
できています。
怒りや、恐怖の感情が強い時に
他の事を考えるのは
不可能に近い。
なので、あのような
普通では考えられないような
行動が出来てしまうんですね。
この事件は、映像として
残っていたため、大きく報道
されましたが、ほとんどの
トラブルは、報道されません。
そして、トラブルのほとんどは、
「感情的」なものです。
感情が爆発してしまうと、
犯罪行為かどうかも、
冷静には判断できなくなります。
それは、人生を棒に振るような
失敗になる場合もあります。
いかに
「感情のコントロール」が重要かを
再認識させられた事件です。
まずは、
「感情」を知る事です。
アンガーマネジメントの記事
でも書いていますので、
そちらも読んでいただければと思います。
ジェイムスメンタルオフィス
三重県名張市桔梗が丘5−1−9
メンタルコーチ
メンタルトレーナー