プライドって、人によって持つ
イメージが違うのではないでしょうか?
プライドが高い人って、聞くとあまり
良いイメージを持たれないかも
しれません。
でも、「プライドを持て!」
なんて良く言いますよね。
実際、プライドを持つことは
とても重要なことですが、
その加減や方向性が難しいと
言えます。
悪いイメージを持つ理由は、
プライドが「不快」に感じる事がある
ためです。
どういう時に不快かというと、
「プライドの方向」が、
外側(他人)に向かって出てくる時です。
それは人に対して、
高圧的、攻撃的、見下しなどの
行動に現れます。
自分を守るために、攻撃で防御します。
よって、それを受けた人は不快に感じます。
逆に、「プライドの方向」が、
内側(自分)に向かっている人は、
人に対して、
友好的、柔軟、低姿勢といった
行動で対立を避けて、自分を守ります。
プライドの大きさは同じだったとしても、
方向の違いで、行動は真逆になるわけです。
「絶対に謝らない」と、
「一瞬で謝る」といった
真逆の行動も、同じプライドから
きている行動なのです。
であれば、
プライドは、外に出さずに
内に秘めるといった方向の方が、
「人を不快にさせない」
といったメリットがあるので、
攻撃を受けずに済む可能性が高く、
結果的に守りやすいと言えます。
部下がミスを犯した時、
「なんで出来ないんだ!」
と外に向けて出すよりも、
「自分の伝え方が悪かった」
と内に向ける方が、
結果的に部下は動いてくれるように
なるといったことも、
その方向性の違いです。
プライドを持つことは、大事なことです。
だからこそ、方向性に気をつけて、
結果的にプライドを保つことを
心がけましょう。