もし、上司が部下を
怒っているとしましょう。
「何やってんだ！」
「バカかお前は！」
「やめてしまえ！」
その時、部下が見ているものは、
「怒っている上司」です。
怒られている自分じゃなく。
上司の怒っている姿を
見ているんです。
怒られている自分を見るのは、
鏡でもないと無理ですよね。
当たり前ですが。。
その時部下は、
怒っている人の姿を見て、
言葉、声を聞いてるんです。
マイナスのエネルギーに満ちた姿、
マイナスのエネルギーに満ちた言葉
を見て、聞いて、感じるんです。
上司は、それを部下に与えてるんです。
上司が部下に与えてるのは、
「教え」ではありません。
「恐怖」
「不安」
「苛立ち」
「怒り」
「憎悪」
と言った、
マイナスのエネルギーです。
この時、上司がしてるのは、
自分の感情を発散する事で、
部下をやる気にさせることよりも、
自分の感情が優先されてます。
だから、これは伝わらない。
伝わったとしたら、
それは、怒った上司ではなく、
受け取った部下がエラい。
部下の方が上です。
怒られて、やる気になることって、
少ないです。
やる気になってもらうには、
褒めろとは言いませんが、
怒っては、ダメなんです。
ここがコントロールできない上司は
バカにされます。
そして、
ますます怒るんです。
怒りのエネルギーは、
とてつもなく、大きい
マイナスのエネルギーですので、
会社全体の空気感、エネルギーを
下げます。
まずは、それに気づくことが
大事です。
上司たるもの、
感情のコントロールを
身につけましょう。
